日下農園の想い

【初代園主 日下 敏雄】

 

日下農園の歴史は私の祖父であり初代園主の敏雄が浜松に来たところから始まります。
祖父は戦争を経験しました。
戦争で希望を失った日本に何が必要だろうか?私に出来ることは何だろうか?
お医者さんになろうか、政治家になろうか、建築家になろうか、必死で自問自答した出した答えは「みかん農家になろう」でした。
その日食べるものも間々ならないその時代に、あたたかい家族だんらんの中心にはみかんが並んでいて、家族仲良く晩ご飯。
そうしたことは夢のような話しだった時代です。
そんな時代に敏雄が描いた夢の真ん中には”みかん”があったのです。
「そんな風景が当たり前の世の中にしたい」そうした誠実な想いから弊社は誕生しました。
祖父の想いを父がつなぎ、今私たちにその想いは託されました。
まだまだ何も出来ない未熟な私ですが、今は仲間と一緒に夢を追っています。
私一人では叶わない夢も、仲間と一緒なら叶うかもしれないと感じています。
これからも誠実さと謙虚さを胸に、仲間と共に進んで参ります。
よろしくお願いします。

 

日下農園 日下 竜太